私たちについて

怡然居について

花蓮はいつもの花蓮のまま。私たちは、ここでお待ちしています。

2008年から

怡然居(Errantry Lodge)は、2008年から琴南(Arthur)と美鳳(Teresa)の二人で運営してきました。

一軒の家、ひとつの暮らし、そして二人で守り続けてきた旅そのもの。

琴南はウェブサイト、コンテンツ、写真、ブランディング、旅の情報発信を担当し、美鳳は客室の手入れから朝食、お客様のお迎えまで、民宿の日々の細やかな仕事を担っています。怡然居の毎日は、私たち二人で積み重ねてきたものです。

人生は、いつも順調とは限りません。この数年、私たちも人生がもたらす試練を経験しました。琴南は体調のため、しばらく仕事を離れることになりましたが、怡然居が今日まで安定して歩んでこられたのは、美鳳が静かに毎日の運営と気配りを支え続けてくれたからです。

嵐を乗り越えた今、怡然居は着実な足取りで再び歩み出し、いまこの瞬間の穏やかさを、以前よりも大切に思えるようになりました。旅も、暮らしも、健康も、家族も——人生で本当に大切なのは、急いで何かを追いかけることではなく、大切な人と無事にそばにいて、一日一日を丁寧に過ごすことなのだと、気づかされました。

私たちの二人の子ども——ジャムお兄ちゃんとゼリーちゃん——は民宿の日々の運営には関わっていませんが、この家族にとってかけがえのない心の支えであり、怡然居とともに温かく育ってきました。

これまでお越しくださった皆様、そしてこれからお越しくださる皆様へ。
皆様がいてくださったからこそ、怡然居は今日までやってくることができました。

これからも私たちはここにいて、遠くから訪れてくださる旅人お一人おひとりに寄り添い、
花蓮での、いちばん安心で心地よい旅の思い出をお届けしていきます。

怡然居に集まった仲間たちの記念写真
怡然居に集まった、古くからの仲間たちとの一枚。

花蓮地震・私たちの物語 →

家を建てたその日から続く、心のこもったこだわり

怡然居が今の姿になれたのは、私たち二人だけの力ではありません。

檜(ひのき)の引き出しベッドやオーダーメイドの家具は、「アブラさん」と「阿徳(アドゥ)」というお二人の職人が、工房でひとつひとつ手作りしてくださったものです。庭の植栽計画は、私の両親が手伝って設計してくれました——今では多くのお客様がわざわざ写真を撮りに来てくださるあの庭も、もともとは家族みんなで考えたものです。交誼室の壁の絵は、陳さんご夫妻という「芸術の巨匠」の手によるもので、あの空間に命を吹き込んでくれました。その後、ワーキングホリデーの友人たちが加わってからは、それぞれの客室にも、彼らのアイデアが詰まった絵が残されています。

こうした方々が、怡然居を形づくってきた縁の下の力持ちです。

怡然居を支えてきた立役者たち:檜の家具を手作りした職人、庭を設計した家族、交誼室の壁画を描いた芸術家たち

朝食、17年間変わらないこだわり

2008年の開業初日から、怡然居では私たちが手作りする養生朝食をご用意しています。

1日目は中華式、連泊2日目は洋食——毎日ちがう楽しみを感じていただけるようにという思いを込めています。

当時は「オーガニック」や「健康的な食事」がまだ流行り言葉ですらなかった頃。私たちはただ、自分たちが安心して食べられるものだけを、お客様にもお出ししたいと思っていました。

17年が経った今も、その初心は変わっていません。

2年前の手術を経て、食事と健康にさらに気を配るようになり、今では朝食の食材のおよそ8割がオーガニックです。お客様が毎日召し上がるものは、まさに私たちが毎日食べているものと同じです。

シンプルで安心できる朝食は、一日の素敵な始まりであると同時に、お越しくださるすべての旅人への、私たちからのささやかな心遣いだと信じています。

受賞・メディア

受賞・メディア掲載

これまで多くの旅行者やメディアからいただいた評価です。